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院長ブログ

2026-03-02

著者:浅井 俊博

子どもの虫歯の話

花粉が舞い始め、花粉症の方にはつらい季節がやってきました。
マスク・目薬・飲み薬の“三種の神器”が手放せないという方も多いのではないでしょうか。
さて、今日は「子どもの虫歯」についてお話しします。

虫歯は減っている?嬉しいニュース

先日、2025年の学校保健統計調査のニュースを目にしました。
虫歯がある子どもの割合が、幼稚園から高校までいずれも過去最小を更新したという内容です。
•幼稚園:19.44%
•小学校:30.83%
•中学校:25.23%
•高校:32.77%
学校での歯みがき指導や、家庭での健康意識の高まりが影響しているのではないか、と報じられていました。
歯科医師として、これはとても喜ばしいニュースです。
このまま減り続けてほしいと心から願っています。
でも、臨床の現場では…
一方で、毎日診療をしている私たちからすると、「本当にこの数字通りだろうか?」と感じることがあります。
「虫歯のある子が歯科医院に来るのだから、そう感じるのは当然では?」そう言われることもあります。
しかし、それだけではないと感じています。

「健診」と「検診」の違い

その理由の一つが、学校歯科健診の構造です。
学校健診では、
•歯科医師1人で多数の子どもを診る
•歯科ユニットはない
•レントゲン撮影は行わない
•場合によっては十分なライトや拡大視野がない
限られた環境の中で、短時間で多くの児童を診る必要があります。
もちろん健診はとても大切な取り組みです。
ですが、あくまで「スクリーニング(ふるい分け)」です。
現在では、見た目ではわかりにくいいわゆる“ヒドゥンカリエス”と呼ばれる虫歯も増えています。
こうした虫歯は、レントゲンや精密な診査をしなければ発見できないこともあります。
そのため、学校健診の結果と、臨床での実感にズレが生じるのは、ある意味当然なのです。

「虫歯なし」に安心しすぎないで

学校健診で「虫歯はありません」と言われると、保護者の方はほっとされると思います。
ですが、ぜひそれだけで安心せず、歯科医院での「検診」を受けていただきたいと思います。
健診と検診は、目的も精度も異なります。
お子さまの将来のお口の健康を守るためには、定期的なプロフェッショナルチェックがとても大切です。

子どもの健康な口は、親からのプレゼント

子どもの健康な口は、親からのプレゼントです。
「あの時、ちゃんと連れてきてくれてありがとう」
いつかそう思ってもらえるように。
歯科医院公認の、本当の意味での「12歳で虫歯ゼロ」を目指しませんか?
あさいデンタルクリニックでは、そんな子どもたちを一人でも増やしたいと考えています。

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当医院について

浅井歯科は、2028年にあさいデンタルクリニックへと継承し、地域歯科医療の歴史を受け継ぎます。「地域の人々の健康に寄与し続ける」という思いをそのままに、これからもその志をさらに発展させ、より多くの患者さまに、あらゆる年代の方に向けて、多様な治療オプションとより進化した最新の医療をお届けしてまいります。